【特集】目取真俊解体全書
悪意の不在(目取真俊)
「水滴」と<癒し>の構造 目取真俊の世界(松島朝彦)
水滴をたらしている沖縄の水がめ(小浜清志)
「水滴」の或る読解(玉木一兵)
戦争が終わり、世界の終わりが始まった(公相君中)
夜中人の目(西藏盛史子)
「屋嘉節」から「水滴」まで(宮城秀一)
ゴーストバスターズの方法(比屋根薫)
少年/眼の哀しみ(奥平江利佳)
ヒトは文鳥の巣に卵を生む(田場美津子)
網にからまる(田仲愛)
戦争の縫い目(西村秀三)
「水滴」以後の短編について(崎山多美)
【特集】<琉球独立>ビッグバン
琉球独立の新視点 古琉球から二一世紀へ(コージ・タイラ)
「独立」沖縄に足りないもの(我部政明)
【現実が映画によって発見される時】M.クレフィ『豊穣な記憶』in沖縄
沖縄再訪 パレスチナ、記憶、そしてヤマト(鵜飼哲)
ありのままの複雑さにおいて(平井玄)
今なお消えぬ戦争の傷跡(比嘉豊光)
I can hear the little heart beat(當間香)
偽りの回想(今村光男)
再びのAサインデイズ(仲村渠次郎)
君はいったい誰ですか(浦本寛史)
建築批評へ 内側からの始まり(上)(親泊仲真、谷信治、安田哲也、與儀清次)
ブルーハイウェイ紀行(2)(田仲康博)
その男、キードリック・ジョーダン(中嶋万里子)
沖縄の選択(5)(諸見里道浩)
「隔ての象徴としてのフェンス」仲里安広展「戦後の流れ」から(真久田巧)
少年と少女のための西洋美術史(5)(浅野春男)
さよなら酔ing(野田隆司)
沖縄音楽<状狂>論(4)(ジョージ・ショウ)
色彩の皮膚をまとう(豊里ひとみ)
わが大阪、わが沖縄、わが保育(比嘉富士子)
若輩沖縄文化論(太田真光)
うちなーたいむでなかゆくい(吉田かずさ)
沖縄の記憶なくせし少女たち 『少女たちのオキナワ』篠山紀信(飛鳥龍生)
オキナワ・大和人による「民謡」再発見(さとし・まくた)
ジントヨーにバイブレーション 『すべての武器を楽器に』喜納昌吉(真喜志勉)
- 編集・発行 仲里効
- 出版社:APO(Art Produce Okinawa)
- サイズ:B5判/96ページ
- 発行年月日:1997年10月15日